インテルラゴス・サーキットで行われたF1ブラジルGP決勝を終え、フェラーリのフェルナンド・アロンソとキミ・ライコネンがコメントを行った。
【結果】F1第18戦ブラジルGP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数
■フェルナンド・アロンソ「まずまず満足な結果」
決勝/6位
「楽には程遠い週末だったけれど、決勝の結果にはまずまず満足しているよ。僕たちにはそれほど競争力があったわけじゃないけれど、かなりのポイントを稼ぐことができたからね」
「今日はデグラデーション(タイヤの性能低下)がかなり大きかった。特に、ソフトタイヤでの最初のスティントでね。グレイニングが発生したことで、予想していたより早く寿命が尽きてしまったよ。キミ(ライコネン)を追い抜いたときには、僕は彼より新しいタイヤを履いていたんだ。彼は2回ストップ作戦だったからね。でも、あの追い抜きのあとでは、僕はずっと燃料をセーブしなくてはならなかった。そこからは僕にできることはもう何もなかったよ」
「今シーズンももうあと1レースを残すのみだ。コンストラクター選手権に関しては、最終戦のアブダビ(23日決勝)でマクラーレンより上の位置をキープしたいと思う。僕自身については、自分にふさわしい位置にいると思う。ほかのドライバーたちのほうがもっとうまくやったんだからね」
■キミ・ライコネン「今後に向けて自信が持てている」
決勝/7位
「全体的には前向きな週末だったし、今日のレースもそうだった。クルマの感触もすごくよかったよ。2回目のスティントでは、もし2回戦略で行けば順位を上げられるだろうと分かった。ところが2度目のピットストップのときに貴重なタイムを失ってしまい、それによっていくつか順位を落としてしまったんだ」
「レース終盤には、バトンと何周かにわたって戦うことになったし、フェルナンドが僕をとらえたときにはタイヤのデグラデーションによって彼を押さえることができなかった」
「いい気分でインテルラゴスを離れることができる。まだやらなくてはならないこともたくさんあるけれど、継続的に進歩できているから今後に向けて自信を持てるよ」