「今季11回目の1-2フィニッシュ達成」／メルセデスAMG、F1ブラジルGP決勝
インテルラゴス・サーキットで行われたF1ブラジルGP決勝を終え、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンがコメントを行った。
【結果】F1第18戦ブラジルGP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数
■ニコ・ロズベルグ「オースティンでの教訓を生かせた」
決勝／優勝
「素晴らしい週末になったし、この3日間本当にいい感じだったよ。オースティン（前戦アメリカGP）でのことから学ばなくてはならなかった。あれは本当にすごく残念だったからね。そして、それを達成することができたと思う」
「今日はうまくペースをコントロールすることができたし、ルイス（ハミルトン）にそれほど接近を許さなかった。彼はすごくうまく運転していたし、常に僕の背後からプレッシャーをかけてきていた。彼がスピンしたときには少しばかりリラックスする時間ができたし、スティント終盤に向けてタイヤも長持ちさせることができた。それが完ぺきにうまくいったし、また1-2フィニッシュで終えることができ、チームにとっては素晴らしい日になったよ」
「フェリペ（マッサ／ウィリアムズ）が彼のホームレースで僕たちとともに表彰台に上れたこともうれしかった。ブラジルの人たちは週末を通じて僕たちを本当にすごく応援してくれたし、彼らにとってもいい日になったね。今度はいよいよ最終戦だし、アブダビを楽しみにしている」
「まだチャンスはあると100％信じているよ。もちろん、フェリペかバルテリ（ボッタス／ウィリアムズ）、あるいはルイス本人に少しばかり助けてもらう必要があるけどね」
■ルイス・ハミルトン「ミスは自分の責任」
決勝／2位
「当然ながら、ミスをしたときにはがっかりするものだし、今日はそれをやってしまった。でも、正直に言って、コース上ではすごくいい気分だったよ。クルマは速かったし、僕のペースもよかった。僕もあきらめずに攻め続けたし、タイムも上げていった。それが僕にとっては最も重要なことだったんだ」
「普段、もっとプッシュしろと言われたときはその周にチームが僕をピットに呼び戻すということだから、その通りにやった。そうしたら、もう1周走らされたから、それには驚かされたよ。かなり激しく攻めていたから、2周目に入るころにはリアタイヤが摩耗しきっていたんだ。それでも、リアタイヤをロックさせてしまったのは僕のミスだし、最終的にそれによって勝利を逃してしまった」
「ニコ（ロズベルグ）は素晴らしいレースをしたね。防御もうまかったし、ミスも全然犯さなかった。でも、僕のほうが速かったのは明らかだ。あまりたいしたことではないけれどね。モーターレーシングとはそういうものさ。もちろん、僕はポイントをいくつか失ったし、それは残念だ。でもまた記録的な1-2フィニッシュを達成したのはチームにとって素晴らしい結果だし、レースも本当に楽しめたよ」
「クルマは本当に素晴らしい。これまでに運転した中では最高だよ。だからチームのみんなの懸命な仕事に対して本当に感謝している。アブダビでもまたハードに攻めていくし、また今日みたいな素晴らしいレースにできるといいね」
