スズキは、福祉車両ウィズシリーズの「スペーシア車いす移動車」に、先進安全技術を標準装備とした新モデル「E」を新たに設定し4日(火)に発売した。価格は144万5,000円から166万円までとなる。
「スペーシア車いす移動車」は車両後部のテールゲート一体型スロープにより車いすでのスムーズな乗り降りを可能とし、介助する方の負担を軽減した福祉車両だ。今回、新たに衝突被害を軽減するレーダーブレーキサポート、誤発進抑制機能、エマージェンシーストップシグナル、ESPといった先進の安全技術を標準装備するなど、安全装備の充実化が図られた。
また、価格を抑えたベーシック仕様の「E」が新たに設定されたほか、「G」、「X」の価格も引き下げられている。さらに、今回の一部変更に伴って「G」、「X」にはメッキフロントグリルが新たに採用され、外観がより上質なイメージとされている。
<「スペーシア車いす移動車」のモデルと価格>
E(リヤシート無)/145万5,000円
E(リヤシート付)/149万円
G(リヤシート付)/157万円
X(リヤシート付)/166万円
※エンジンはいずれも660cc直列3気筒DOHC
※トランスミッションはいずれもCVT