サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われたF1アメリカGP2日目を終え、マクラーレンのジェンソン・バトンとケビン・マグヌッセンがコメントを行った。
【結果】F1第17戦アメリカGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム
■ジェンソン・バトン「グリッド降格が残念」
フリー3/10番手
予選/7番手
「12番グリッドを得るために苦労したよ。今日の午後はケビンと僕はどの走行においてもかなり接近していた。僕の最速タイムはそれほどよくなかったよ。ここで1周をうまくまとめるのはかなり難しいんだ。グリップ不足や強い風、それに周囲の温度などのせいでね」
「でも、結果についてはそれなりに満足できるよ。特に、午前中にバランスの問題で悩まされたことを考えればね。その点に関しては、僕たちのタイヤの先生である弘さん(今井弘/ビークルエンジニアリング部門プリンシパルエンジニア)が素晴らしい仕事をしてくれたよ。午前中は少しばかり出遅れたけれど、午後には完全に理解できていた。エンジニアたちが状況を変えてくれたんだ」
「路面がきれいなほうのグリッドを予選で得たのに、ペナルティーによって汚れたほうのグリッドに下げられてしまうことには不満が残るよ。それによって難しくなってしまうからね。でも、レースは少なくとも2回ストップ戦略が主流になるだろうし、3回ストップもあり得るかもしれない。それによって戦略的な選択肢も増えるし、順位を上げるためのチャンスも出てくるはずさ」
■ケビン・マグヌッセン「クルマの能力は引き出せた」
フリー3/11番手
予選/8番手
「予選で7番手と8番手という結果は誰にとっても満足できるようなものじゃない。でも今の僕たちのクルマからすれば、それが精いっぱいかな」
「ジェンソン(バトン)と僕は午後を通じてずっと拮抗(きっこう)していたし、僕たちはどちらもクルマの能力を最大限に引き出せていたと言ってもいいんじゃないかと思うよ」
「明日のレースはほとんどのドライバーが2回か3回ストップになると思う。だから戦略をうまく展開してかき回していかないとね。順位を上げていくためにはそれがいい手段になるものだし、大事なポイントをとることだって可能だと思っているよ」