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ロズベルグがハミルトンをかわし今季9回目のポール獲得/F1アメリカGP予選

2014年11月02日(日)4:10 am

2014年F1第17戦アメリカGPが11月1日(土)、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(1周5.513km)で2日目を迎え、現地時間13時(日本時間11月2日3時)から行われた予選でニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)がポールポジションを獲得した。今季9回目、通算13回目。

【結果】F1第17戦アメリカGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム

ケータハムとマルシャの欠場により、全18台で争われることになった予選は、通常とは異なるルールが適用され、Q1では15番手から18番手まで、Q2では11番手から14番手までのそれぞれ4台ずつが脱落するという形で実施された。

Q1は、メルセデスAMG勢、ウィリアムズ勢が順調にタイムを刻む中、トロロッソ勢やザウバー勢、フォース・インディア勢が厳しい戦いを強いられる展開に。そんな中、最後にタイムアタックに臨んだロマン・グロージャン(ロータス)がミスを犯し最下位に沈んだ。決勝をピットレーンからスタートすることが決まっているセバスチャン・ベッテル(レッドブル)は17番手で予選を終えている。

Q1で予選を終えた15番手から18番手のドライバーは次の通り。ジャン-エリック・ベルニュ(トロロッソ)、エステバン・グティエレス(ザウバー)、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、ロマン・グロージャン(ロータス)。

Q2に入るとニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)が大きくタイムを伸ばしてくる。唯一1分36秒台に入れ、ライバルのハミルトンに1秒ほどの差をつけ、Q2トップタイムを刻む。今季ここまで1ポイントも獲得できていないザウバーのエイドリアン・スーティルが10番手で今季初めてのQ3進出を決めている。

Q2で予選を終えた11番手から14番手は次の通り。パストール・マルドナード(ロータス)、セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、ダニール・クビアト(トロロッソ)。

Q3でもロズベルグが強さを見せる。1分36秒067のベストタイムを刻み、ここまで3回のフリー走行ですべてトップタイムを刻んでいたハミルトンにコンマ4秒ほどの差をつけてポールポジションを獲得。F1タイトル獲得に向け、ランキング首位のハミルトンにプレッシャーを与えることに成功している。

2番手から10番手までの結果は次の通り。2番手ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、3番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、4番手フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、5番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、6番手フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、7番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)、8番手ケビン・マグヌッセン(マクラーレン)、9番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、10番手エイドリアン・スーティル(ザウバー)。

なお、予選7番手だったバトンはギアボックス交換により決勝では5グリッド降格、14番手だったクビアトはエンジン交換により10グリッド降格となることが確定している。

F1アメリカGP決勝は、日本時間の明日11月3日午前5時から始まる。

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