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フェルスタッペン、チームメートにベルニュを希望

2015年、わずか17才でF1デビューを果たすマックス・フェルスタッペン（トロロッソ）。さすがにチームメートを選べる立場にはないが、できるものならジャン-エリック・ベルニュの残留を願っている。

24才のフランス人ベルニュは、今年でトロロッソ三年目のベテランだ。もう一年、彼を走らせるか、下位カテゴリーのフォーミュラ・ルノー3.5で王者になったばかりの若手スペイン人カルロス・サインツJr.を昇格させるか、トロロッソを傘下に置くレッドブルも悩みどころだ。

まだ二十才のサインツJr.は、居ても立ってもいられない。「Bプランなんて、僕にそんなものはないよ」と、30日（木）、彼はスペイン『Marca（マルカ）』紙に語った。

消息筋は、レッドブルもトロロッソもベルニュをもう一年走らせるよう決めるのではないかと予想する。サインツJr.とフェルスタッペンの組み合わせでは、いくらなんでも若すぎで、しかも経験不足だというのだ。

本人のフェルスタッペンも同じ意見である。

「チームにとって、ひとりは経験あるドライバーのほうが得策だと思う」と、F1第17戦アメリカGPの舞台オースティンで話すフェルスタッペン。「僕にとってもジャン-エリックがいい。彼の経験はいうに及ばず、才能と人柄がその理由だ」

「彼は残るに値するドライバーだと思う」と、31日（金）のフリー走行一回目で、第15戦日本GP以来の出走を控えるフェルスタッペンは語った。

ベルニュも30日（木）、2015年トロロッソ残留の「可能性」ありと認めている。