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ロシアの大富豪、ニュルブルクリンクを買う

2014年11月01日(土)7:48 am

独デュッセルドルフの自動車製造関連会社カプリコーンによるニュルブルクリンク買収は失敗に終わったが、すぐに新しい所有者が見つかった。

一旦は分割払いでサーキットを取得したカプリコーンだが、最高経営責任者ロベルティーノ・ヴィルトは、早くも二回目の支払いでつまづいてしまったのだ。

ドイツの経済誌『Wirtschaftswoche(ヴィルトシャフツヴォッヘ)』は、そこへロシアの大富豪ヴィクトル・カリトニンが現れたと報じている。

カリトニンは41才。経済誌『Forbes(フォーブズ)』によると、あのロマン・アブラモヴィッチと共同で製薬会社ファームスタンダードを立ち上げた人物だ。

同氏は、『Wirtschaftswoche(ヴィルトシャフツヴォッヘ)』に対して発言を避けている。

また、記事によるとカリトニンは、二回目の支払いばかりか、12月が期限の三回目まで済ませているという。

「サーキットの運営会社、有料入場者、従業員にとって、これは朗報だ」と語るのは、サーキット破産管理人のスポークスマン、ピエトロ・ヌヴォロニだ。

ヌヴォロニはまた、「ロシア人実業家ヴィクトル・カリトニン氏」と繋がりのある法人、NRホールディングAGがカプリコーン株式の三分の二を取得したとも語った。

いかなる金額と引き換えにカラトニンが株式を取得したのかヌヴォロニは言及していないが、カプリコーンは、ニュルブルクリンク買収にあたって7,700万ユーロ(約98億3,500万円)を支払うことになっていたという。

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