ハミルトン、マネージメント体制を縮小
音楽オーディション番組「アメリカン・アイドル」や「Xファクター」製作、スパイス・ガールズなどのマネージメントで知られるエンタメ界の大物サイモン・フラーに契約関係を任せていたルイス・ハミルトン（メルセデスAMG）が、体制を「縮小」する。
父アンソニーさんとの業務提携を解消し、2013年、フラー経営のXIXエンターテインメントにマネージメントを委託したハミルトン。当時は、マクラーレンからメルセデスAMGへの移籍を契機に、いずれ映画界や音楽界にも進出したいと語っていた。
今季タイトル獲得が非常に有望なハミルトンは、今月の閉幕と同時にチームと2016年以降の交渉を本格化させる。そんな折り、イギリス『Times（タイムズ）』紙は、ハミルトンが「より自分で自分をマネージメントする方向に転換するよう決めた」と伝えている。
ハミルトンのガールフレンドは、元プッシーキャット・ドールズのニコール・シャージンガーさんだ。個人的な友人にはラッパーも多い。30日（木）に行われたF1第17戦アメリカGPのFIA（国際自動車連盟）公式記者会見に出席した際には、前衛芸術家アンディ・ウォーホルがメルセデス・ベンツ300SLクーペをモチーフにした作品のレプリカを金のネックレスで首からぶら下げていた。
さらに『Times（タイムズ）』のケビン・イーソン記者は次のように述べている。「XIXはF1シーンから消えるようにいなくなった」
別の英国紙『Daily Mail（デイリー・メール）』は、ハミルトンとXIXの契約が「最近、解消された」と伝えている。
ある関係者は、次のように見ている。「ルイスは現在、F1世界選手権に集中している。マネージメント体制をどうするかは新年の前後に検討する方針だ」
「この一年ほど、彼は（サイモン）フラーとの関係を変えようと考えていた。手数料を削る代わりに、自分のことは自分でめんどうをみるつもりなのだ」
ちなみにウォーホルの作品は、11月10日（月）まで独シュトゥットガルトのダイムラー・アート・コレクションに展示されている。
