「ここからチャンピオンをかけた戦いが始まる」メルセデスAMGアメリカGPプレビュー
メルセデスAMGのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグが、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われるF1アメリカGP（11月2日決勝）に向けて意気込みを語った。
■ルイス・ハミルトン「表彰台の一番高いところを目指す」
「ソチで日曜日にフィニッシュラインを横切ったときは本当に素晴らしい瞬間だった。ロシアで初めて開催されたF1グランプリで勝利をおさめたし、チームとしてもメルセデス・ベンツにとって初めてのコンストラクター（チーム別）タイトルを1-2フィニッシュで達成できたことはさらによかったよ」
「次の週にブラックリーとブリックスワースにあるファクトリーに行ったときの雰囲気は本当にすごかった。このタイトルを獲得するために全員がものすごく懸命に働いてきたし、誰もがあの瞬間を味わうにふさわしかった」
「もちろん、あと3レース残っているし、それによってドライバータイトルが決まることになる。まずはオースティンだし、1年を通じても素晴らしい週末のひとつだよ。僕のアメリカ側の家族もたくさんレースを見にくるし、2012年にはあのサーキットで初めて開催されたグランプリで優勝もしている。だから、僕にとっては特別なレースなんだ」
「あそこに行くのは本当に大好きだし、また素晴らしいレースにしたいと思っている。できれば表彰台の一番高い所でまたカウボーイハットを被って終わりたいね」
■ニコ・ロズベルグ「ファンに最後まで戦いを楽しんでもらいたい」
「ロシアでの週末は素晴らしかった。ブラックリーとブリックスワースにメルセデス・ベンツのコンストラクター（チーム別）タイトルを持ち帰ることができた。もちろんこれが初めてのことだったし、このタイトルを手にするためにほぼ5年近く全力で頑張り続けてきていた人たちとこれを祝うことができたのは本当に素晴らしかった。この素晴らしい人たちと同じチームの一員であることを本当に誇りに思っているし、彼らの努力がこういう形で報われたことをすごくうれしく思っている」
「もちろん、これから最後の3レースで素晴らしいシーズンの終わり方ができることを目指しているよ。ドライバータイトル獲得のための戦いになるし、アブダビ（最終戦）でチェッカーフラッグが振られるまで戦うことをあきらめるつもりはない。最後までファンにとっても楽しみをとっておけることを期待しているし、その戦いを楽しんでもらいたいと思っている」
「まずはオースティンでその第一歩が始まる。すごくいい感じの街だし、サーキットも素晴らしいんだ。これまであそこでは最高のレースができてはいないけれど、今年はそれを変えようと決意しているよ」
