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マドリードのF1開催交渉にバルセロナは

2014年10月24日(金)6:38 am

スペインの首都マドリードがF1開催に向けて攻勢をかけているという。だが、毎年F1スペインGPを主催しているカタルーニャ・サーキットのサルバドール・セルビア代表は動じる気配をみせない。

マドリード『El Confidencial(コンフィデンシアル)』紙は最近、個人投資家たちが、同市の市街地を使ったF1レースを目指してバーニー・エクレストンと交渉を進めていると報じた。

ただし、スペインで第二のF1バレンシアGPが中止に追い込まれた過去もあり、エクレストンはあくまで一カ国一開催の姿勢を示している。

『El Confidencial(コンフィデンシアル)』紙によると現開催地カタルーニャは、2016年までの契約を保持しているという。

セルビア代表は、次のように話す。「われわれは何も知らない。誰からも、何も聞いていない」

「もうバルセロナではF1をやらないとか、バレンシアと一年置きになるとか、われわれは、そんな記事を何年も読まされてきた」

「事実はひとつだ。われわれにはまだ、二年の契約が残っている。こちらからそれを変えるつもりはない。契約に誇りを抱いているし、しっかりと全うする」

それはそれとして、新しくスペインでふたつめのレースがF1カレンダーに載ることをバルセロナは歓迎すると、セルビア代表はいう。

ただし同代表は、マドリードのレース実現に疑いも抱いている。「モナコがやっているように、彼らは、首都の中心部を三週間も規制するつもりだろうか」

「それもこれも推論にすぎない。うわさを元に話をしても仕方ないね。なにも今、慌てることはない。おとなしくしておくよ」

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