マクラーレンは22日(水)、スポーティングディレクターを務めるサム・マイケルが今シーズン終了時点でチームから離脱することを発表した。
同チームの声明によれば、母国オーストラリアへ戻りたいというマイケルの希望によるもので、すでに今年3月にチームに対して辞職を願い出ていたという。
2011年にそれまで在籍していたウィリアムズを離れ、2012年からマクラーレンで業務を行っていた43歳となるマイケルはマクラーレンが発表した声明の中で次のように語っている。
「F1で21年間にわたって素晴らしい年を重ねてきた」
「レースやみんなのことを片時も忘れずに愛し続けてきたが、そろそろ家に戻り、そして次の挑戦に向かう時だ」
マクラーレンの広報担当者によれば、マイケルは次戦F1アメリカGP(11月2日決勝)でもいつも通りピットウォールに姿を見せることになるという。
さらに、マクラーレンの広報担当者は、ジョナサン・ニール(チーム最高執行責任者)やティム・ゴス(テクニカルディレクター)といったその他の重要なポジションにいる人材もチームを去るのではないかとのうわさがあることに言及し、「彼らは離脱したりしないし、そのような計画などない」と付け加えている。