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ロズベルグは肩の力を抜く必要があるとフレンツェン

2014年10月22日(水)6:57 am

メルセデスAMGのニコ・ロズベルグはタイトルを獲得したければ肩の力を抜く必要がある、と元F1ドライバーのハインツ・ハラルド・フレンツェンがアドバイスしている。

ロズベルグはドライバーズランキングのトップを守ってきたが、4連勝を飾ったチームメートのルイス・ハミルトンに逆転され、残り3戦となった現在、17ポイント差の2位だ。

47歳のフレンツェンは、『Auto Bild(アウト・ビルト)』にこう語った。

「ニコがミスを犯すのは、頭の中がいっぱいだからだ」

「チャンピオン争いはすでに終わったと思うようにする必要がある」

「またリラックスできるようにはなるには、考えないようにする以外にない」

逆にハミルトンは心理的に落ち着いているから逆転できたのだとフレンツェンは見る。

「彼(ハミルトン)は精神的に強いし、完全にリラックスしている」

「それは小さなところに見て取れる。クルマに乗り込む様子とか、グローブをはめる様子とかね」

■「この瞬間を楽しむようにする」とハミルトン

一方ハミルトン本人は、タイトル争いをリードしている状況を強く意識しないようにしているようだ。

今年は最終戦のアブダビGPで獲得ポイントが2倍になるため、たとえ49ポイント差があっても最終戦でリタイアすれば逆転される。

「最終戦のポイントは本当に大きい。チャンピオンはそこで決まるよ」とハミルトンはDTM(ドイツツーリングカー選手権)最終戦を観戦したホッケンハイムで語っている。

しかし、心配はしていないとハミルトンは話す。

「心配する必要なんてない」

「この先に何が待っているかは絶対に分からないんだ。そのときに対処すればいい」

「こうなったら、ああなったら、と考えるのは良くない。もし勝ったらと考えることだって同じだ」

「とにかくこの瞬間を楽しむようにするつもり。そして最後の3戦で、絶対にニコより強くなるようにするだけだ」

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