F1日本GP(第15戦)でクラッシュし、その後こん睡状態に陥っているジュール・ビアンキ(マルシャ)の母親が沈黙を破り、17日(金)に非公式ながらフランスの放送局『RTL』へコメントを行った。
ビアンキの母、クリスティーヌ・ビアンキは、今も三重県の病院でビアンキに付き添っている。クリスティーヌはビアンキの意識がいまだに戻らないことを明らかにするとともに、次のように続けた。
「ジュールには非常によい治療が施されています。病院は完ぺきですし、医師たちは非常に優秀で尊敬に値しますし、親切です」
その後、中継を行っていた『RTL』の記者は、クリスティーヌはそれ以上のことは話したくないと語っていると語ると、「と言うよりも、彼女は話をすることができないと言っている」と続けた。
クリスティーヌはそれについて、次のように説明を行った。
「これ以上のことは何も申し上げられませんが、批判に関しては別です。ご存じでしょうが、中には自分たちの責任逃れをするために発言する方たちもいます」
彼女や家族は口止めをされているのかと直接的な質問を行った記者に対し、クリスティーヌは次のように答えた。
「F1はビジネスです。非常に大きなビジネスなんです」