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「言った」「言わない」とフェリペ・マッサとFIA

2014年10月14日(火)18:27 pm

F1日本GP(第15戦)が行われた鈴鹿サーキットで発生したジュール・ビアンキ(マルシャ)の悲劇的なクラッシュに関してFIA(F1統括団体である国際自動車連盟)が情報を開示したことを受け、マルシャへの注目がさらに集まることとなっている。

ドイツの『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』は、FIAの通信記録は、あの事故が起こったとき「ビアンキは黄旗のもとでスピードを落としていなかった」ことを示していたと報じた。

『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』はさらに、あの事故が起きる前、マルシャがビアンキに対し、前を走るケータハムのマーカス・エリクソンとの差を縮めるためにもっと攻めるよう駆り立てていたと指摘。

先週末にソチで行われた記者会見において、FIAのF1競技委員長であるチャーリー・ホワイティングからそのことに関する話はなかったものの、『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』ではその無線通信内容は記録されていたと主張している。

一方、ホワイティングは、ソチで行われた記者会見の席上で、フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)がビアンキがクラッシュを起こしたころにコンディションが悪化しているためレースをストップすべきだと無線で「叫んでいた」と発言したことについて否定を行っている。

『Speedweek(スピードウィーク)』によれば、ホワイティングは「あれは本当ではない。我々はすべてを録音している。彼(マッサ)は一度だけ、『雨の状況がだんだん悪くなっている』と言っただけだ」と説明したという。

だが、マッサはあくまでもレースを止めるべきだと呼びかけたと主張している。

「本当のことだよ。僕は叫んでいたよ。それもかなり強くね」

「彼(ホワイティング)がそれを聞いていたかどうかは分からない。でも僕はそのとき、受け入れられない状況だし、こんなコンディションでレースをするのは危険過ぎると言ったよ」

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