「ついにF1コンストラクターズ世界選手権、初制覇！」／メルセデスAMG、F1ロシアGP決勝
F1ロシアGP決勝を終え、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグが次のようにコメントした。
■ルイス・ハミルトン「最高の週末」
決勝／優勝
「よい一日、そして最高の週末だった。まず最初に、このすばらしいチームに貢献できて誇らしい。メルセデス・ベンツにとって初めてのF1コンストラクターズ世界選手権だからね。すごい偉業だよ。イギリスとドイツで働いている仲間たちにも、とびきりの祝福をしたい。僕らは歴史を作ったんだ』
「今日は最初から最後までタイヤを労るレースだった。燃料の管理はそれほど大変ではなかったよ。マシンの感触も最高で、無理してプッシュせずに済んだ。終盤、ニコ（ロズベルグ）が後ろについたときは、彼のペースに合わさなきゃと思って走ったけどね」
「ロシアでの週末はすごく楽しかった。すばらしいところだよ。サーキットは今年一、二のお気に入りだ。優勝できたからなおさらだよ。初開催で勝てて、すごく嬉しい。ファンのノリもすごいね。これほど多くの人がF1を好きだったとは知らなかった。グランドスタンドも人でいっぱいだったし、レースを楽しんでくれたようでよかった！主催者の努力には頭が下がる。レイアウトも舗装もレース運営も、何もかも脱帽だ」
■ニコ・ロズベルグ「二位までよく挽回できた」
決勝／2位
「僕らは世界チャンピオンだ！チームもメルセデス・ベンツの皆も、おめでとう。今日はひとつの歴史を打ち立てたね。これは全員の努力のたまものだ。僕らのために妻や夫を仕事に送り出して家庭を守っている家族の皆さんの苦労もあっての偉業だと思う。このチームで流した汗や涙は、僕の記憶に刻まれている。ここまで圧倒的な力をF1で示すのは、ほんとうにすごいことだよ。ただ、同時に複雑な気分だ。今日は厳しいレースだった。第一コーナーでとっちらかったからね。単にブレーキングが遅れただけだが、よけいなことをしてしまったよ。前輪にフラットスポットができて、あまりの振動に走りを続けられなかった。ああなったら、ピットインするしかない」
「プライム（ミディアム）に履き替えてからのペースは最高だった。途中でタイヤの性能が落ちたかなと思ったが、すぐ安定してガンガン、プッシュした」
「（バルテリ）ボッタス（ウィリアムズ）を追い越してからも、最後まで攻めの走りができたが、さすがにチームからペースを抑えてくれとの指示がきた。終盤に走りがガクッと落ちるのを心配していたみたいだ。P2（二位）まで、よく挽回したと思う。ここまできたら、終盤三戦に期待しようじゃないか。だって、最高のチャンピオンマシンに乗っているんだから」
