ザウバーのテストドライバーであるセルゲイ・シロトキンは、2015年のF1デビューに自信をのぞかせている。
19歳のシロトキンは、母国GPとなるF1第16戦ロシアGPでフリー走行1回目に初出走。同じザウバーのエイドリアン・スーティルに対して0.5秒差のタイムを出した。
これには自分でも驚いたとロシアのスポーツサイト『Championat(チャンピオナット)』語っている。
「100%攻めたわけじゃないんだ」とシロトキン。
「限界に近づいてすらいなかった」
「ということは、頂点は僕が思っていたほど高くないということだ。来年に向けて準備万端という気分だよ」
ザウバーのチーム代表モニシャ・カルテンボーンは、すでに決裂に終わったと考えられていた“ロシアからの救済契約”に関して、「ここでその話し合いが行われることになります」と語っていた。
その影響があるのか、2015年シーズンの展望も「すごくいい」とシロトキンは話している。
「来年どうなるか、正式なことはまだ言えないけれど、可能性はすごく高いよ。正式な発表までそれほどかからないと思う」