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「FP3でセットアップを逆方向に振って、よけいな回り道」/マクラーレン、F1ロシアGP2日目

2014年10月12日(日)6:20 am

F1ロシアGP2日目を終え、マクラーレンのジェンソン・バトンとケビン・マグヌッセンが次のようにコメントした。

【結果】F1第16戦ロシアGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム

■ジェンソン・バトン「最初の標的はボッタス」
フリー3/11番手
予選/4番手
「きのうのFP1とFP2の両セッションではオプション(ソフト)もプライム(ミディアム)も速かったが、今朝のFP3では、燃料を抜いて走ったにも関わらずかえって遅くなってしまった。施したセットアップの方向性を誤ってマシンがいうことをきかなくなったんだ。重要なのは、ここで冷静にって、問題に取り組むことだ。おかげで予選はかなり改善したよ」
「明日はどうなるか予想がつかない。ロングランはまずまずだが、みんな何回ピットストップを行うのか、それがはっきり見えないんだ。このサーキットはタイヤをロックさせてしまうと、完ぺきにフラットスポットができてしまう。そんなことをしでかしたら1ストップは無理になる。レースは一筋縄ではいかないだろう」
「スタートしたら最初の標的は、もちろんバルテリ(ボッタス:ウィリアムズ)だ。昨日から今日にかけて彼のペースはよさそうだが、金曜や土曜と日曜では水と油ほどの違いがあるんだよ」

■ケビン・マグヌッセン「ペナルティをもらったが、順位挽回は可能」
フリー3/17番手
予選/6番手(FP3のギアボックストラブルにより5グリッド降格の処分が下る見込み)
「今日はうまくいかなかった」
「FP3はまったくの空振りだったよ。ジェンソンがいうように、セットアップの方向性を誤った。それでもQ1とQ2の感触はまあまあよかった」
「ところがQ3でマシンは別物みたいになった。その結果、Q2でマークしたタイムにも届かなかった。原因を究明しなければいけないな」
「ただ全体的には、いつもの僕らよりいいペースを出せている。それだけに、ギアボックのペナルティを食らうのは残念だ」
「それでもレースは順位を上げられるんじゃないかと期待している。はるか後方(11番手)からのスタートは決して楽じゃないが、少なくともこのサーキットは追い越しが可能だ。それに、ここのDRS区間はいいね。第2コーナーに至る、かなり長いストレートで仕掛けられそうだ。ロングランのペースも悪くない。多少の順位は上げられるんじゃないかと、わりと前向きに考えているんだ」

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