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ザウバーの救世主となるか、セルゲイ・シロトキン

2014年10月11日(土)7:14 am

ザウバーにとっては、今週末のF1ロシアGP(12日決勝)が“ロシア救済契約”と呼ばれた資金調達契約を再び軌道に乗せるきっかけとなるかもしれない。

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財政的苦境にたたされていたザウバーは、1年前にロシアから支援を受けると発表するとともに、まだ10代のセルゲイ・シロトキンが今後F1シートに座ることになるだろうと付け加えていた。

だが、その「救済契約」によって実際に資金がザウバーに持ち込まれることはなかった。しかし、シロトキンはついに母国ロシアでエステバン・グティエレスに代わって金曜フリー走行1回目にその姿を見せた。

そのシロトキンはスイスの『Blick(ブリック)』紙に「僕にとっては、2015年にザウバーからF1レースに出ることが一番の目標だよ」と語っている。

ザウバーでは来季メキシコ人ドライバーのグティエレスに替えてシロトキンにシートを与えるのではないかとのうわさもささやかれている。だが、ザウバーのチーム代表であるモニシャ・カルテンボーンは、何も明確なことは語ろうとしなかった。

だが、「私たちにはいくつもの選択肢があります」と語ったカルテンボーンは、すでに決裂に終わったと考えられていた“ロシア救済契約”に関して、「ここでその話し合いが行われることになります」と付け加えている。

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