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レッドブル会長、ベッテル移籍も「レーサーが新たな挑戦を求めるのは当然」

2014年10月11日(土)19:24 pm

ドリンクメーカーのレッドブルの創設者でチームオーナーのディートリッヒ・マテシッツは、現チャンピオンのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)の移籍に理解を示した。

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カート時代からレッドブルの支援を受けてきたベッテルだが、F1第15戦日本GPでチーム離脱を発表した。来季はフェラーリに移籍すると見られている。

ドイツの『DPA通信』のインタビューでマテシッツは次のように話している。

「驚いてもいないし落胆してもいない。第1に、彼が交渉していることは承知していたし、第2に、たとえ忠実であっても、レーサーが新たな挑戦を求めるのは当然のことだ」

「現在のパワーユニットでレッドブルにハンデがあることを思えば、4度のチャンピオンは必要ない。メルセデスが支配しており、チームは最高でも“その他の中の1番”なのだから」

ベッテルの後任は、姉妹チームのトロロッソからステップアップする20歳のダニール・クビアトだ。これについてマテシッツはこう語った。

「われわれは(ベッテルの移籍に)介入する必要はないと考えた。特にこの移籍で金銭的には大きな節約になるのだから」

「それに、この移籍は次のF1シーズンを盛り上げるのに大いに貢献すると考えている」

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