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ピレリ、2014年F1終盤戦のタイヤを発表

イタリアのF1公式タイヤ供給会社ピレリは、2014年シーズン大詰めとなるアメリカ、ブラジル、アブダビの以上三戦に使用するコンパウンドを発表した。

テキサス州オースチンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行う第17戦アメリカGPは、白帯のミディアム、それにオプションは黄帯のソフトを使用する。数多くのサーキットに対応する組み合わせで、事実、今季19戦でもっとも使用されている。高速コーナーと小技が必要なセクションが混在するオースチンにもピッタリだ。

続く第18戦ブラジルGPでは、いちばん固いオレンジ帯のハードとミディアムを使う。インテルラゴスは19戦中、随一の短いサーキットだ。反時計回りで、コーナーがほとんど途切れなく組み合わさって、舗装も荒い。

対照的に最終戦アブダビGPは、今季もっともスムーズな路面で行われる一戦だ。ピレリがF1参入前、さんざんテストを繰り返したサーキットで、特性は熟知している。夜開催で気温も路面温度も下がることから、ピレリでは、レース戦略の妙を引き出すべくソフトと赤帯のスーパーソフトを用意する。