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「ロシアでもこれまでの勢いを持続できるはず」/メルセデスAMG、ロシアGPプレビュー

2014年10月09日(木)11:04 am

メルセデスAMGのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグが、ソチ・オリンピックパーク・サーキットで行われるF1第16戦ロシアGP(10月12日決勝)に向けて意気込みを語った。

■ルイス・ハミルトン「新たなサーキットにチャレンジするのを楽しみにしている」
「日本でのああいう週末の後では何と言っていいか分からないよ。フィニッシュラインを越えたときには、ついに鈴鹿で勝てたというよろこびがあったのは間違いない。でもピットへ戻るとすぐにジュール(ビアンキ/マルシャ)に何が起きたかということを聞いたんだ。その時点で勝利したことなどどうでもよくなったよ。彼と彼のご家族のために祈っている」

「今週末はF1にとって新たな経験となる。僕たちがロシアへ来るのは初めてだからね。僕はチャレンジをすることが好きだし、新しいサーキットでは常にその機会を与えてくれる。当然、僕たちはかなりの周回をシミュレーターで経験してきた。でも、自分でそこへ行ってコースに出て自分で実際に感じてみるまでは、どんな感じなのか本当には分からないんだ。どんなサーキットなのか、そしてそこで僕たちのクルマがどれほどの力を見せてくれるのかを確かめるのを楽しみにしている」

「日本でのクルマの感触は素晴らしかったし、ソチでも僕たちが強いことは間違いないと思っている。ここまでの何レースかで僕たちが達成してきた結果をここでも維持できることを願っている」

■ニコ・ロズベルグ「シミュレーターでの予習が役に立つはず」
「今は常にジュール・ビアンキ(マルシャ)のことを考えているし、つらい時期を迎えている彼や彼のご家族、そして友人たちのために祈っているよ。チームとしては鈴鹿の週末はいい結果を残せたけれど、レースを終えたときにはひとつの考えしか頭には浮かばなかった。仲間であるジュールの無事を願う気持ちしかなかったよ」

「今週末、初開催のロシアGPを迎えることにワクワクしている。もちろんF1がこれまでロシアでレースをしたことはなかったからね。でも、僕たちは2年ほど前にモスクワでデモンストレーションを行ったことがあるし、僕もクレムリン宮殿の周りを運転したんだ。あれは本当によかったよ。ロシアのファンたちは誰もがそれを食い入るように見ていた。だから、今週末も大勢の観客が見にきてくれると思うよ」

「新しいサーキットだから、僕たちはシミュレーターでかなりの時間を費やしてきた。実際にそこへ行く前に、ライン取りや使用するギアについてできる限り学んでおくためにね。初めてコースに入るとき、それが重要な意味を持つと思う。F1にとってロシアで素晴らしい初開催の年を迎えることになると確信しているし、それを楽しみにしているよ」

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