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マクラーレン、ホンダ「ワークス」待遇を武器にアロンソ獲り

2014年10月04日(土)7:15 am

鈴鹿サーキットのパドックにいるF1関係者で、フェルナンド・アロンソの2015年フェラーリ残留を今も信じる者は多くない。

■【まとめ】F1移籍情報2014-2015

実際、パドックの共通認識としてフェラーリは、アロンソとの契約破棄を今週末のF1第15戦日本GP後に発表しそうだ。

アロンソの行き先は、マクラーレンかレッドブルに絞られるだろう。

エリック・ブーリエ(マクラーレン)は、マクラーレンが第一候補で間違いないと話す。近々ホンダのワークス待遇を受けられるからだ。

「多くの理由から、われわれ(がナンバーワン候補)だと思う」と、ブーリエは鈴鹿でイギリス『Sky(スカイ)』に語った。

「われわれは来季、新規のエンジンパートナー(ホンダ)と組んで三大ワークスチーム(他にメルセデスAMG、フェラーリ)の一角を占める。F1の様相は一変するだろう」

さらに、マクラーレンのアロンソ獲りを後押ししそうなニュースが3日(金)に流れた。同チームは、来年2月の公式テスト開始前に、ホンダV6ターボを搭載した仮の試作車を準備するというのだ。

「マクラーレンとホンダは共同で、実験的に試作車の設計と製作を(行なっている)」と語るのは、ホンダのF1プロジェクトを率いる新井康久だ。

もしアロンソがマクラーレンに行くとして、次に浮かぶ疑問は、誰がフェラーリの空白を埋めるかだ。

フェラーリのジュニアドライバー、ジュール・ビアンキ(マルシャ)は意欲満々だが、他にも候補はいる。今季レッドブルでくすぶっているディフェンディングチャンピオンにして四度のF1世界王者、セバスチャン・ベッテルだ。

ドイツ『Auto Bild(アウト・ビルト)』誌によると、両者の関係はここ数週間で「かなり冷え込んで」いる。同チームはダニエル・リカルド(レッドブル)、ダニール・クビアト(トロロッソ)、マックス・フェルスタッペン(トロロッソ)らの若手に将来を託そうとしているからだ。

レッドブルのアドバイザー、ヘルムート・マルコ博士はドイツ『SID通信』に、次のように話すのみである。「ノーコメントだ」

ベッテルも、うわさは「真実ではない」と否定している。

■【まとめ】F1移籍情報2014-2015

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