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台風18号、ロシアGPに影響?

2014年10月04日(土)6:30 am

大型で非常に強い台風18号の日本列島上陸が懸念されるなか、鈴鹿サーキットからの情報によると、F1第15戦日本GPで4日(土)の決勝開催は否定された。

■【まとめ】F1移籍情報2014-2015

バーニー・エクレストンは各国テレビ局との契約でレースの日曜日開催を保証しているほか、もし土曜日に予選と決勝を行えば、鈴鹿サーキットは日曜日のチケットを買った観客に対して代金を払い戻す義務が生じかねない。

同時に、台風18号(ファンフォン)が「スーパー台風」に成長する恐れも十分だ。5日(日)以降、大変な混乱に陥るかもしれない。

関係者は、日曜日は大雨になるに違いないとみている。オンラインでF1に気象情報を提供する『UBIMET(UBIメット)』のクレメンズ・トイチは、午後3時に予定される決勝スタートを前倒しすれば、「少なくとも多少の時間を稼げる」と予想する。

もっとも、レースそのものを中止するほど危険ではないとトイチはいう。

彼はドイツ『Welt(ヴェルト)』紙に、次のように語った。「その可能性は考えにくい」「実際に問題が生じるのは、むしろレース後だ」

F1チームや運営側の輸送関係者がいちばん心配するのも、まさにその点だろう。

「わずか一週間後には、ソチでF1第16戦ロシアGPが開かれるのだ」

トイチによると『UBIMET(UBIメット)』では、今後、台風18号は勢力を増すとみている。

「平均時速240キロ、最大で時速300キロの暴風に見舞われるだろう」

「時速150キロの風が吹いただけで、飛行機は飛べなくなる」

日本とロシアの連戦は、ただでさえギリギリのスケジュールだ。空路を使って短時間で日本からロシアに向かおうにも、台風によるフライトの遅延は避けられそうもない。

F1に公式タイヤを供給する伊ピレリの責任者、ポール・ヘンベリーは次のように話す。「いちばんの問題は、日本からの出国かもしれない」

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