F1日本GP(5日決勝)が開催されている鈴鹿で、4日(土)朝にセバスチャン・ベッテルが今季限りでレッドブルを離脱するとの衝撃的なニュースが伝えられたが、それにともなったフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)の去就に関してもさらに大きな注目が集まっている。
【移籍情報】ベッテルはフェラーリへ、アロンソはマクラーレン・ホンダへ?
少し前には、フェラーリとレッドブルがアロンソとベッテルをトレードするのではないかとのうわさが立っていた。
だが、レッドブルはすでに来季にはベッテルの後任としてジュニアチームであるトロロッソのダニール・クビアトを昇格させることを発表しており、アロンソがレッドブルへ移籍する可能性は全くなくなったと言えるだろう。
事実、レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは4日(土)にイギリスの『Sky(スカイ)』に対し、アロンソの獲得を検討したことは「正直な話、それはなかった」と答えている。
現在では、アロンソがフェラーリを離れ、来季にはマクラーレン・ホンダのドライバーとなると信じている者も多いが、必ずしもそうは思っていない者もいる。
スペインの『El Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』は、33歳となるアロンソが1年間を休養に充てるという可能性もあると書いている。その間、アロンソは自ら設立した自転車チームの本格立ち上げ作業に取り組むのではないかというのだ。
元F1チームオーナーであり、ドライバーやチームの動向を予見することにたけていると言われるエディー・ジョーダンは次のように語っている。
「彼(アロンソ)には1年休みをとるという選択肢もある」
「フェルナンドが、チームづくりに苦労するためにマクラーレンに行こうとするとは思わないんだ。彼は1年休みをとると思うよ」