バーニー・エクレストンのF1での立場がまたまた怪しくなってきた。
3日(金)、あるニュースが鈴鹿サーキットのパドックに舞い込んだ。エクレストンがF1重役会への復帰を拒否されていたというのだ。
F1 CEOの肩書は今までと変わらないが、エクレストンはドイツを舞台にした汚職スキャンダルの最中、親会社デルタ・トプコを辞職した。
最近、議論を呼ぶ形で事件を終わらせたエクレストンだが、そのとき彼は、重役会に戻る意思を示した。
「辞めた理由は明らかだが、すぐに戻るつもりだ」と、彼は話していた。
ところがイギリス『Telegraph(テレグラフ)』ならびに『Daily Mail(デイリー・メール)』両紙によると、重役会はエクレストン復帰の機会を却下したというのだ。
『Telegraph(テレグラフ)』は次のように伝えている。「重役会が先に行なった会合で彼(エクレストン)は、自身に義務付けられた、いくつかの復帰”条件”を満たさなかった」
また『Daily Mail(デイリー・メール)』は、こう報じた。「彼は数週間以内にクビになるといった、とんでもないうわさもある。だが、必ずしも根拠に欠けるうわさではない」