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ゲルハルト・ベルガーがロン・デニスの後任候補?

2014年10月02日(木)17:06 pm

ドイツの『Auto Bild(アウト・ビルト)』が、現マクラーレン総帥であるロン・デニスの将来が再び懸念される状況となってきたと報じている。

2009年シーズン前にマクラーレンのチーム代表を退くとともに、2012年にはマクラーレン・グループ最高責任者の座もマーティン・ウィットマーシュに譲って第一線から退いた形となっていたデニスだが、今年1月に再びマクラーレン総帥の座に復帰し、来季から迎える新たなマクラーレン-ホンダ時代への準備に着手している。

だが、デニスが復帰した後のマクラーレンF1チームも、昨年に引き続き苦戦が続いており、現時点ではチームランキングも6番手に位置しているという状態だ。これにより、同チームの筆頭株主であるバーレーンの政府系ファンドからのプレッシャーも大きくなっていると言われている。

『Auto Bild(アウト・ビルト)』の記者であるラルフ・バッハとビアンカ・ガーロフは、記事の中で、デニスは今月末までに新たな投資家を見つける必要があるとし、次のように続けている。

「アウト・ビルトは、元マクラーレンのドライバーであるゲルハルト・ベルガーが、新たなパートナー、そして新たなチーム代表の有力候補者であることをつかんだ」

かつてマクラーレン時代にアイルトン・セナのチームメートとして活躍したことでも知られるベルガーは、ドライバーを引退した後もBMWのモータースポーツディレクターや、トロロッソの共同オーナーとしてF1ビジネスにかかわってきた経験を有している。

そのベルガーは、この件に関して次のように語った。

「そんな話は何もないよ」

「状況は君たち(記者)が5月にモナコにある僕のオフィスを訪ねてきたときと変わっていないよ」

その5月の時点では、55歳となるベルガーは、「F1チームに関係する何らかの要請」を受けるようなことでもない限り、現時点ではF1の外部にいることに満足していると語っていた。

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