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マクラーレンとホンダ、鈴鹿で来季のドライバーについて検討

2014年10月02日(木)16:48 pm

マクラーレンが今週末F1日本GP(5日決勝)が行われる鈴鹿で来季のドライバーラインアップを発表することはなさそうだ。

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スペインの『Diario AS(ディアリオAS)』は、母国の英雄であるフェルナンド・アロンソにとって現在のフェラーリの状況は「もう耐えきれぬ」ものとなっており、問題はいつアロンソの離脱が発表されるかということだと論じている。

そのアロンソについては、かつて2007年シーズンに在籍していたマクラーレンへの復帰が強くうわさされている。マクラーレンでは来季からホンダからワークスエンジンの供給を受けることになっており、伝説的なマクラーレン-ホンダの復活にあたり、現在最高のドライバーと称されるアロンソの獲得を望んでいることはすでに公然の秘密となっている。

もしうわさされているように、すでにアロンソがフェラーリ離脱を決め、マクラーレン加入の契約を済ませているとすれば、ホンダが所有する鈴鹿サーキットで開催される日本GPは、マクラーレン-ホンダの来季のドライバーラインアップを発表するには理想的な機会となるだろう。

だが、ホンダのF1プロジェクト責任者である本田技研の新井康久氏は、鈴鹿でそうした発表が行われることはないとイギリスの『Sky(スカイ)』次のように述べた。

「まだ何も決定しておらず、ドライバーの件が話題に上るとは考えていない」

だが、新井氏は、今週末の鈴鹿において、マクラーレンとの間で来季のドライバーラインアップ構成に関する話し合いを持つことになるだろうと次のように続けた。

「我々は継続的にどういうドライバーが望ましいかという話はしてきているし、日本でマクラーレンとそれに関する話し合いの機会を持つのは自然なことだ」

現時点では、マクラーレンの来季のドライバーラインアップについては2つのシナリオが描けるだろうと考えられている。ひとつは、現在のジェンソン・バトンとケビン・マグヌッセンという組み合わせを継続すること、そしてもうひとつがアロンソを獲得し、2009年のF1チャンピオンであるバトンとペアを組ませるというものだ。

バトンはかつてホンダのワークスチームでドライバーを務めたこともあり、日本人モデルの道端ジェシカと婚約していることもあり、日本とのつながりも強い。そのバトンは今週、マクラーレンはホンダとの新たな時代を迎えるにあたり、経験豊かなドライバーを起用すべきだと次のように語った。

「経験のあるドライバーであれば、正しい方向性へと導くためにさまざまな方法で支援することができる」

イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』にそう語ったバトンは、「日本の文化を理解すること」も、2015年以降のマクラーレンにとっては重要になるだろうと付け加えている。

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