昨年までインディカーで活躍していたスイス人女性ドライバー、シモーナ・デ・シスベストロのF1ドライバーへの挑戦が終わりを告げたようだ。
26歳のデ・シルベストロは今年、ザウバーと提携ドライバー契約を結び、スポンサーブランドである「クリーン・エア・エナジー」という文字をあしらった旧型ザウバーF1カーでテストを行うなどしていた。
デ・シルベストロは、来月オースティンで行われるF1アメリカGP(11月2日決勝)の金曜フリー走行でF1デビューを果たすのではないかと言われていたが、このほど、『Speedweek(スピードウィーク)』がデ・シルベストロとザウバーが決別したと報じた。
「シモーナのドライビング・プログラムは、財政的理由により継続しないことになった」
そう認めたザウバーの広報担当者は次のように続けている。
「過去6か月にわたってシモーナと仕事をしてきた誰もが非常に失望している」
「我々は現在、ほかの可能性を調べているところだ」