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「チームのモチベーションは最高潮」/メルセデスAMG、日本GPプレビュー

2014年09月30日(火)6:48 am

メルセデスAMGのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグが、鈴鹿サーキットで行われるF1第15戦日本GP(10月5日決勝)に向けて意気込みを語った。

■ルイス・ハミルトン「鈴鹿で勝ちたい」
「僕にとってシンガポールはいい週末だった。ここ数戦、マシンをかき分けながら何とか結果を残すレースが続いた。あれほど楽な展開は久しぶりだったよ。一回よけいにピットストップを行なった関係で、最後のスティントはセバスチャン(ベッテル:レッドブル)をすばやく攻略しなければならなかったが、マシンの感触がとにかく最高で、必要とあらばいつでもプッシュできた。チームがまたしてもリタイアを経験したのは残念だった。チームにとって今後の最優先課題だろう。これでF1ドライバーズ世界選手権はほぼイーブンになった。最終戦アブダビGPのチェッカーフラッグが振られるまで、ガチンコの戦いができるよう願っている」

「F1カレンダーで、ドライバーたちにいちばんのお気に入りとなっているレースが鈴鹿だ。世界最高のレーシングコースといってさしつかえないだろう。ほんとうにたくさんの歴史が詰まっている。今でも忘れられないアイルトン・セナとアラン・プロストのバトルをはじめとして、多くの名勝負が繰り広げられた。僕は鈴鹿でいちども優勝していないんだ。2009年の初レースで、いちど表彰台に上ったきりだよ。機会は何度かあった。おそらく去年がいちばんのチャンスだっただろう。でも僕らは今年、ケタ違いに強いマシンを手にしている。今度こそポディウムのいちばん高いところを目指してトライできればいいなと思う。1980年代に鈴鹿でF1日本GPが始まって以来、数々のF1王者が優勝を飾ってきた。今週末、そのリストに僕の名前も加わるようがんばる」

■ニコ・ロズベルグ「日本のF1ファンに会うのが楽しみ」
「第14戦シンガポールGPのリタイアは今年いちばんの試練とコメントしたが、いま思い返してみても、その通りだ。優勝のチャンスが転がっていたのにグリッドにもつけなかったのは、悔やんでも悔やみきれない。その結果、選手権争いで多くのポイントを取り逃したからね。ただ、チームの努力を悪くいうことはできない。工場に足を運ぶと、みんな真剣に作業しているのを目にする。僕らドライバーと同様、彼らも結果を求めているのは明らかだ。僕らの仲間がきっと信頼性を上げてくれるものと信じている。彼らならやってくれるよ」

「さて、次なる戦いは日本GPだ。間違いなくモータースポーツ界きってのレースだ。もともと多くの歴史を持つレースだが、特に鈴鹿はピカ一だ。絶対に世界最高のサーキットだよ。それにファンの存在も、ただただ信じられない。彼らのF1熱といったら、ものすごいんだ。あんなにF1を応援してくれて、ほんとうに感心する。チームや個々のドライバーに対する彼らの応援があればこそ、僕らも鈴鹿に行って彼らと会うのが楽しみでしかたない。今週末は期待大だ。マシンが絶好調だから、好成績を上げるチャンスは高いはずだ」

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