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マクラーレン、公式サイトにアロンソを掲載

2014年09月29日(月)19:27 pm

フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)にとって、ここ数日はこれまでのキャリアを通じて最もその去就に関するうわさが強くささやかれた時期になっているのは間違いないだろう。そんな中、移籍のうわさが最も強くささやかれているマクラーレンが、最近公式サイトにアロンソのことを掲載するという動きを見せた。

信頼と権威と影響力を持つ世界中の大手メディアがこぞってアロンソに関する記事を取り上げているが、そこに共通している結論は、アロンソがそのままフェラーリにとどまるかどうか非常に疑わしい状況になっているということだ。

イタリアの『Corriere della Sera(コリエーレ・デラ・セラ)』は、アロンソは高額の報酬で来季はマクラーレン-ホンダに迎え入れられるようだと報じている。そして、その発表は今週末F1日本GP(10月5日決勝)が開催されるホンダ所有の鈴鹿サーキットで行われるだろうとうわさされている。

だが、当時チーム代表であったロン・デニスとの関係悪化によって2007年の1シーズン限りで決別していたマクラーレンに本当にアロンソが復帰するとは考えられないとする声もある。

しかし、これまでのアロンソのキャリアを通じて師匠的な立場を務めてきたフラビオ・ブリアトーレは、ドイツの『Auto Bild(アウト・ビルト)』に次のように語った。

「マクラーレンではいい関係を築くことができなかった」

「でも、どうなるかなんて絶対に分からないよ。人は変わるものだからね」

実際のところ、マクラーレンの姿勢はすでに変化しているようだ。

ここ数日の間に、マクラーレンはその公式ウェブサイトに設けられているチームの「歴史」を取り上げたコーナーに、これまでは掲載も言及もされていなかったドライバーを追加している。そう、フェルナンド・アロンソだ。

その記事には次のように書かれている。

「歴史書が書かれるとき、アロンソの名前はF1の偉大なドライバーたちと肩を並べて記されるだろう」

このウェブサイトの件に関し、マクラーレンの広報担当者は次のように説明している。

「これまでは、マクラーレンに在籍したことがあるドライバーのうち、今もほかのチームに所属しているドライバーは含めていなかった。だが、ファンからのリクエストを受けて、その考え方をあらためて今回の形にしたものだ」

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