7度F1チャンピオンに輝いたミハエル・シューマッハの弟であり、かつてウィリアムズやトヨタで活躍した元F1ドライバーのラルフ・シューマッハが、現在離婚に向けた協議に入っていることが明らかとなった。
ドイツの『Closer(クローザー)』誌が報じたところによれば、フォーミュラ・ニッポンの初代チャンピオンとして日本ともなじみの深い39歳となるラルフは、現在では妻のコーラとは弁護士を通じて連絡を取り合うだけとなっているという。
また、『Bild(ビルト)』紙は、ラルフとコーラのふたりは、1億ユーロ(約140億円)に及ぶ財産、ドイツ、オーストリア、フランスにある邸宅、そして13歳となる息子ダビッドの親権を巡って係争中だと報じている。
ラルフは、1996年にフォーミュラ・日本のタイトルを獲得した後、1997年にジョーダンからF1デビュー。その後、ウィリアムズ、トヨタで活躍し、2007年シーズンいっぱいでF1を引退。その後、DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)にエントリーしていたが、昨年限りでモータースポーツからの引退を表明していた。