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マクラーレン、洋酒ブランドのスポンサー降板を否定

2014年09月23日(火)7:43 am

マクラーレンは、ジョニー・ウォーカーが同チームの支援を打ち切る見込みとの報道を否定した。

英『The Mirror(ミラー)』紙のバイロン・ヤング記者が21日(日)、シンガポールから伝えたところによると、バーニー・エクレストンの取りまとめによりジョニー・ウォーカーがF1を協賛。これに伴い同ブランドはマクラーレンと袂を分かつという。

ところがマクラーレンは、『The Mirror(ミラー)』の記事は不正確だと次のように述べた。「ジョニー・ウォーカーは今も、重要かつ価値あるチームスポンサーだ」

チーム広報では、『The Mirror(ミラー)』は話の内容を単に「はき違えた」のだとしている。

さらに「他スポンサーとともに、ジョニー・ウォーカーのロゴは2015年型マシンに貼られる」という。

いっぽう、体力的に厳しかった日曜日のF1第14戦シンガポールGP。決勝終了後、ケビン・マグヌッセン(マクラーレン)の体調に関して情報が多少、錯そうしたとしてチームは内容の訂正に動いた。

レース中にマシンがオーバーヒート、その影響で車載の飲料水が加熱し、マグヌッセンは救護室でやけどと脱水症状の手当を受けたとされる。ところが本人はツイッターで次のようにつぶやいたのだ。「それは少し大げさだよ」

「ただ暑かったのと、汗をかいただけさ」

もっともマクラーレン広報は、マグヌッセンが「かなりのやけど」で治療を受けたことを認めたうえ、これで彼も「りっぱなバイキングの青年」だと、ツイッターで「ちゃかして」みせた。

シンガポールGPでは、ダニール・クビアト(トロロッソ)も経口ボトルがうまく働かずに脱水症状を起こしたとされる。また2位の表彰台に上ったセバスチャン・ベッテル(レッドブル)は、シャンパンファイト中に「重度の腹部けいれん」に見舞われたという。

ドイツのテレビ局『RTL』は、脱水症状の影響が出たベッテルはレース後のマスコミ対応を一部、断ったと伝えている。

報道陣に背を向ける前に彼は、優勝したルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)に首位を譲ったときの模様をドイツ『SID通信』に、次のように語った。

「フィアット・パンダを運転中、うしろからポルシェ911が迫ってくるのを想像してみてよ」

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