F1シンガポールGP決勝を終え、フェラーリのフェルナンド・アロンソとキミ・ライコネンが次のようにコメントした。
【結果】F1第14戦シンガポールGP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数
■フェルナンド・アロンソ「セーフティカーにしてやられた」
決勝/4位
「”たられば”をいってもしょうがないが、スタートを失敗しなかったら、セーフティカーが出なかったらと考えてしまう。でも全体的に今週末はよかったと思う。競争力を発揮して、トップ争いもできたからだセーフティカー」
「は時に味方をしてくれる。ただ、今日だけは運がなかった。あの時、僕らは作戦がうまく行って、2位を確実なものにしようとしていたんだ。もうピットインするしかなかったよ。もし走り続けていたら、いずれソフトに履き替える時点でさらに順位を落としていたはずだ」
「結局(リカルドを)追い抜くことはできなかったが、最後まで戦えたのは僕らが前進している証拠さ。さあ、次は本物のサーキット、鈴鹿だ。僕らの実力がはっきりと分かるだろう」
■キミ・ライコネン「レース中ずっとイライラ」
決勝/8位
「今日のレースはイライラしっぱなしだった。せっかく速かったのに、望んだ順位でフィニッシュできなかったからさ」
「スタートはよかった。いくつかポジションを上げて、すべて完ぺきにことが運んだ。ところが最初のピットストップでフェリペ(マッサ:ウィリアムズ)に先を越され、そこから延々とウィリアムズの後ろを走ることになった。追いつくたびにマシン後部の空力パフォーマンスが失われたのは残念だったよ。おまけにタイヤの劣化が著しかった」
「直線スピードで敵に一日の長があったのは承知のうえだが、自分のレースができなくて、ほんとうに口惜しい。8位では嬉しくも何ともない。でも今週末、改善がみられたのは明るい材料だ。トラブルが出なければ、今後、調子は上向くと確信している」