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16歳のマックス・フェルスタッペン、鈴鹿でF1デビューへ

トロロッソでは、現在16歳のマックス・フェルスタッペンを、F1日本GP（10月5日決勝）の金曜フリー走行でF1デビューさせる方向で準備を行っている。

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レッドブルのジュニアチームであるトロロッソでは当初、2015年にレースドライバーとしてデビューを飾ることが決定しているフェルスタッペンに今季中に金曜フリー走行を経験させたいとしていたが、それはもう少し終盤のアメリカGP（11月2日決勝）あたりになるだろうと考えられていた。

だが、トロロッソのチーム代表であるフランツ・トストは、フェルスタッペンが先週イタリアで行ったF1カーによるテスト結果をふまえ、10月の鈴鹿でフリー走行を担当させることになったと次のように語った。

「彼（フェルスタッペン）は（イタリアのテストで）396kmを何の問題もなく走りきった」

「誰もが彼のパフォーマンスには本当に驚かされたよ。鈴鹿で彼が金曜フリー走行に出走するのに必要なスーパーライセンスの発給を受けられるかどうかはFIA（F1統括団体である国際自動車連盟）次第だ」

シンガポールでそう語ったトストは、次のように締めくくっている。

「我々は段階的に彼にF1への準備をさせていくし、彼は2015年に我々のところでレースをするにふさわしいドライバーだよ」

1997年9月30日生まれのフェルスタッペンは、鈴鹿での日本GP開幕直前に17歳の誕生日を迎えることになる。