フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)とセバスチャン・ベッテル(レッドブル)は18日(木)、先日持ち上がった「シリー・シーズン」の憶測を揃って打ち消した。
うわさを広めたのは今週のイタリア『Sky(スカイ)』だ。両選手は2015年にシートを交換するという衝撃的な内容である。
こうした憶測がフェラーリのお膝元であるイタリアから出たのは「情けない」と、アロンソはいう。
「こんな話がイタリアから飛び出すと、たまに悲しくなる。作り話をするのは、何か妙な目的があるからだ。これではフェラーリのためにならない」と、アロンソはシンガポールで語った。
ベッテルは同じ18日(木)、アロンソよりも前にこれをにべもなく否定。
「なんども説明しているとおり、僕はレッドブルのために走っている」と、現F1世界王者。
「僕には契約がある。それは何も変わっていない」と、彼はドイツ『SID通信』にコメントした。
そればかりかベッテルは、レッドブルと「とても特別な」きずなで結ばれていると話す。両者のパートナーシップは「僕が12才のころ」にさかのぼるのだ。
「僕はずっとレッドブルのロゴ付きヘルメットをかぶっている」
「レッドブルとのつながりは何ら変わりなく、とてもとても強固なものだ。今後何かが変わるとも思えない」