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FIA、無線による指示禁止を一部来年に延期

2014年09月19日(金)21:39 pm

パフォーマンスに関する内容は無線などでドライバーに指示してはならないという規制は、チームからの反対を受けて一部が延期された。

F1を統括するFIA(国際自動車連盟)は、F1シンガポールGP(21日決勝)を前に、ドライバーとマシンのパフォーマンスに関する内容を無線やピットボードでチームからドライバーに伝えることを禁止すると各チームに通達した。

これについて9日(木)にチーム代表らとFIA競技委員長のチャーリー・ホワイティングが長時間にわたって話し合いを行った結果、マシンのパフォーマンスに関する内容は認められることになった。

FIAは10日(金)に次のような声明を出した。

「マシンのパフォーマンスに関してドライバーに伝えられる情報は、ドライバー自身のパフォーマンスに関する情報とは分けるべきだと思われる」

「前者(マシンに関する情報)は非常に複雑な内容であり、どういった規制内容であっても、急な通達では、その及ぼす影響がチームによって大きく異なるということが明らかになった」

ただし、「単純なドライバーへの指導」は禁止される。たとえば、走行ラインやギア選択、ブレーキングポイント、DRSの使用方法などに関する助言や、セクタータイムの比較などの情報である。

FIAは、マシンのパフォーマンスに関する禁止は2015年に延期するとしている。

「これによってチームは十分な準備期間を与えられ、また、より重要な点として、これによってレギュレーションが公平・平等に実行されると考える」

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