ウィリアムズのフェリペ・マッサとバルテリ・ボッタスが、マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで行われるF1第14戦シンガポールGP(9月21日決勝)に向けて意気込みを語った。
■フェリペ・マッサ「モンツァでの勢いを継続したい」
「シンガポールは素晴らしいレースだよ。でも同時にものすごく難しいレースでもある。気温と湿度がすごく高くて、ドライバーにとっては身体的に本当に厳しいんだ。サーキットはモナコと似ているけれど、ほぼ2倍の長さがあるからさらに難しくなる」
「ナイトレースだから、ヨーロッパの時間帯のままで過ごせるのがいいよ。でも午後3時にベッドに入るのはちょっとばかり変な気分だけどね。レースは本当に楽しめるし、モンツァでの成功をうまく今シーズンの残りのレースにもつなげていきたい」
■バルテリ・ボッタス「フェラーリやレッドブルとは戦えるはず」
「シンガポールを楽しみにしている。とても特別なレースだからね。あそこの設定は本当にいいんだ。サーキットは本当に腕が試されるし、ミスを犯す余裕はないからね。ナイトレースだけど、照明はすごく明るいから運転する上で大きな違いはないよ。すべてがカッコよくみえるし、ファンにとっては素晴らしいし、雰囲気もいいんだ」
「レースは長くなる。普通2時間近くになるから、クルマにとってはタイヤのデグラデーション(性能低下)対策が難しいし、ドライバーにとっては身体的に厳しくなる。熱と湿度によってシーズンでも最もキツいレースじゃないかな」
「僕たちにとってシンガポールは、モンツァ(第13戦イタリアGP)に比べると少しばかり難しくなると思う。でも空力の改良パーツも持ち込むし、それによってもっとダウンフォースを得られるはずだ。フェラーリやレッドブルと戦えることを期待しているけれど、メルセデスAMGは今回もすごく強いだろうね」