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前レッドブル空力責任者がマクラーレンでの業務を開始

2014年09月16日(火)18:08 pm

天才F1カー設計者と呼ばれるレッドブルの最高技術責任者エイドリアン・ニューイのもとで空力責任者を務めていたピーター・プロドロモウが15日(月)からマクラーレンで業務を開始したことが明らかとなった。

プロドロモウはもともと1991年から2006年までマクラーレンに務めていた人物であり、今回はレッドブルで腕をさらに磨いて復帰を果たしたということになる。

プロドロモウはすでに今年4月の段階でマクラーレンに移籍することが明らかとなり、レッドブルの現場を離れて守秘義務契約による「ガーデニング休暇」に入っていたが、マクラーレンとレッドブル上層部の話し合いにより、早期現場復帰が可能となったものと見られている。

マクラーレンでは、ニューイのもとで優れた空力特性を持つレッドブルF1カーの設計に携わっていたプロドロモウの復帰により、2015年からマクラーレン-ホンダとして迎える新たな時代に弾みをつけられるものと期待している。

マクラーレンのレーシングディレクターであるエリック・ブーリエは、プロドロモウの加入にあたり次のように語った。

「ピーターはF1において非常に知的で能力の高いエンジニアであることを証明してきている」

「彼は非常に幸先の良いタイミングで我々に加わることになる。我々は2014年のほとんどを設計部門の改善と組織化に費やしてきたし、彼の加入はその組織再編完了と偶然にも一致することになった。我々は将来に向けて野心的な計画を推し進めているし、マクラーレンの誰もが彼の今後の貢献を楽しみにしている」

これを受け、プロドロモウは次のように語った。

「マクラーレンに復帰して、なじみのある顔、そして新しい顔が見られてとてもうれしく思う。もちろん、私はかつてここで、情熱を持ち、集中し、能力のあるレースチームと共に過ごした経験がある。そして、マクラーレンが再びF1タイトルを勝ち取るという栄冠を取り戻すために、そうした情熱と前向きさがここに存在しているのは分かっている」

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