今年初開催のロシアGP(10月12日決勝)に、ケータハムからロシア人ドライバーが出走するかもしれない。
ロシアの『Sportbox(スポーツボックス)』は、32歳のロシア人ドライバー、ロマン・ルシノフがケータハムからロシアGPに出走する可能性があると伝えている。
ルシノフは2006年に、ケータハムの首脳陣であるコリン・コレスが率いていたミッドランドでテストをしたことがあり、現在は世界耐久選手権(WEC)に参戦している。
うわさについて聞かれたルシノフは、次のように語った。
「理屈としては、そうした選択肢も除外はしない」
「でも、その日は日本で世界耐久選手権のレースに出る予定だし、そちらのほうがいいね」
また、ルシノフはF1の「ペイドライバー」になるつもりはないと語っている。
ケータハムは経営陣が変わって以降、小林可夢偉のシートをスポンサーマネーを持ち込めるドライバーに売る方針を取っている。
第12戦ベルギーGPはル・マン優勝者であるアンドレ・ロッテラーが出走、次のシンガポールGP(21日決勝)ではスペイン人のロベルト・メルヒがF1デビューを目指している。