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フェラーリ、ドライバーへの無線指示禁止に明確化を求める

2014年09月15日(月)21:08 pm

フェラーリは、チームからドライバーへ無線で指示することを一部規制するというFIA(国際自動車連盟)に対し、内容の明確化を求めている。

F1の統括団体であるFIAは、次のF1シンガポールGP(21日決勝)から、ドライバーに対して無線でパフォーマンスに関する指示や助言を与えることを禁止すると各チームに通達した。

これについてレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、「ドライバーがドライブする時がきた」と歓迎しているが、メルセデスAMGビジネス部門のエグゼクティブディレクターであるトト・ヴォルフは、「コース上で不可欠な手順が影響を受ける」と懸念を示している。

フェラーリも、公式サイトの「レディオガガ・レディオググ」と題したコラムで、今回の規制がF1チームとドライバーの仕事の根幹を揺るがすものになると次のように書いている。

「現在ドライバーは、テレメトリーで状況をチェックしているエンジニアから与えられる情報を元に、1周あたり2、3の調整を行っている」

「無線指示に関する今回の技術指示がもたらす影響と、……コース上で起きる可能性のある筋書きを検討している」

「まだ不確かな部分が残っている。特に安全性に関することだ。ブレーキやタイヤ摩耗についての情報は、今のところ禁止事項に含まれているが、こうした伝達事項が危険な出来事を防ぐ可能性もある」

フェラーリは「FIAにさらなる明確化」を要求しているという。

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