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JAF、女性のモータースポーツへの参加促進を目指す FIA委員の井原も参加

2014年09月14日(日)19:49 pm

JAF(一般社団法人日本自動車連盟 会長 小栗 七生)は、女性のモータースポーツへの参加促進を目的とした「ウィメン・イン・モータースポーツ(WOMEN IN MOTORSPORT)ワーキンググループ」を設置し、その第1回会議を8月21日(木)にJAF本部(東京都港区)で開催した。

同ワーキンググループは、FIA(国際自動車連盟)により2009年に開始したWOMEN IN MOTORSPORT委員会の活動を、FIA加盟国として日本国内でも展開するために発足したもの。

メンバーには、FIA同委員会のアジア地域代表委員であるレーシングドライバーの井原慶子氏の他、モータースポーツに関わる各分野で活躍する女性が参加している。

会議では、今後の活動計画について意見交換が行われ、年内に予定されている競技会、その他モータースポーツイベント会場におけるプロモーション内容が検討された。今後、ドライバーのみならず、あらゆるジャンルでモータースポーツに携わる女性の活動を促進していくことを目指す。

以下、同ワーキンググループのアンバサダーに選出された3名のコメント。

■世界耐久選手権(WEC)ドライバー/FIAウィメン・イン・モータースポーツ委員 井原慶子氏(写真中央)
「日本でも、モータースポーツをはじめ自動車産業全体で女性が尊重され、シナジーを生み出せる環境作りに貢献できればと思います」

■全日本ラリー選手権ナビゲーター 足立さやか氏(写真右)
「初めてラリーを見た時からラリーに憧れて、いつか自分も出てみたいと思い続けていました。車に憧れている人、これからモータースポーツをやってみたいと思っている人と一緒に活動したり、何でもサポートしたいなって思います」

■富士スピードウェイ株式会社レース事業部 関敦子氏(写真左)
「モータースポーツに「興味」のある女性達に、一歩踏み出せば「参加」出来る場がたくさんあることを広めていきたいです」

また井原は、WEC(世界耐久選手権、富士スピードウェイ、10月12日(日)決勝)富士6時間耐久へ参戦することを発表しており、子どもたちが英語で世界一流と触れ、多様な教育と経験をしてもらうべく、子どもたちを富士スピードウェイへ招待するというチャリティ活動も行っている。

昨年は、Z会や未来のグローバルリーダー育成スクールIGSなど日本全国の様々な企業・社長が「教育プログラム」に賛同し、サーキットで世界戦を観戦しながらサーキットで子ども教育を行い、子どもたちがオーナーやドライバーと英語で会話をする姿を見守っていた。

様々な活動をする井原は、WECに向けて次のように語っている。
「今年もWEC富士6時間耐久へ子どもたちを招待したいと思います。WECはドライバーだけではなく、世界中で大成功している企業オーナーや社長、そして世界一流のメカニックが集まり、本気で戦っている素晴らしいレースです。ぜひWEC富士で未来を担う子どもたちが世界一流に触れる機会にご賛同いただければ幸いです。サーキットでお会いできるのを楽しみにしております。先月のアジアンル・マンシリーズ富士での総合優勝に続き、連勝を狙いますので、レースの応援もよろしくお願いします!」

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