フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)に近い人物が、ルカ・ディ・モンテゼモーロのフェラーリ離脱がアロンソの将来に影響を及ぼすことはないと語った。
10日(水)に、フェラーリで長く最高責任者の座にあったモンテゼモーロ会長の辞任が発表された。だが、その前日の9日(火)には、アロンソにとっては最大の支援者であり、友人でもあったサンタンデール銀行のエミリオ・ボティン会長が急逝したというショッキングなニュースが伝えられていた。
こうした状況を受け、メディアは、フェラーリ移籍以来F1タイトルに手が届かず不満を募らせていたアロンソにとって、今回のモンテゼモーロ離脱はフェラーリ離脱を決める決定打となるのではないかと書いている。
だが、スペインの『Marca(マルカ)』は、アロンソと近い立場にあるという関係者の次のようなコメントを紹介している。
「報道はすべて大げさすぎるんだ」
「新しい社長が来るからといって、ドライバーにとっては何も変わらないよ」
現在、アロンソはフェラーリとの間に2016年までの契約を結んでいる。