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フェリペ・マッサ「これまで何度もキャリアの危機があった」

2014年09月11日(木)11:45 am

ウィリアムズのフェリペ・マッサが、これまでに自身のレーシングドライバーとしてのキャリアが終わってしまいそうな危機的な状況を何度も経験してきたと語った。

最近、マッサが危機感を覚えたのは、チームメートのバルテリ・ボッタスが最近4度表彰台に上るなどの活躍を見せる一方で、同じブラジル出身のテストドライバーであるフェリペ・ナスルが、潤沢な資金を有するスポンサーをバックに来季のシートを狙っているとのうわさがささやかれたときだ。

だが、先週末にF1イタリアGP(第13戦)が開催されたモンツァにおいて、ウィリアムズは決勝が行われる7日(日)の朝にマッサが来季もボッタスとともに残留することを発表。そして、マッサはその後行われた決勝レースで、昨年まで8年間在籍していたフェラーリのホームレースで大勢のティフォシたちが見守る中、今季初めての表彰台を獲得するというタイムリーな活躍を示すことに成功していた。

マッサは今週、母国ブラジルの『Globo(グローボ)』に対し、次のように語った。

「正直に言って、これまでのキャリアを通じてずっと困難な時期に直面していたよ」

「今だけでなく、フェラーリにいたときだけでもなく、ブラジルでフォーミュラ・シボレーで自分のキャリアをスタートさせて以来ずっとさ」

これまでを振り返ってそう語ったマッサは、次のように付け加えた。

「これで自分のキャリアも終わりかと思ったことが何度もあった。でも僕は常になんとかその状況を乗り越え、前進をつづけてきたんだ」

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