フェラーリは10日(水)に、うわさされていたルカ・ディ・モンテゼモーロ会長の辞任を正式に発表。長きにわたってフェラーリ、そしてF1チームであるスクーデリア・フェラーリの最高責任者として君臨してきたモンテゼモーロの時代が終わりを告げた。
メディア向けに出された声明の中で、67歳となるモンテゼモーロは、フィアット-クライスラー・グループがニューヨークにおいて新株発行を行うに当たり、フェラーリにとっては「ひとつの時代が終わった」と述べ、次のように続けている。
「これにより、これまでとは違う新たな段階を迎えることになり、私としてはグループCEO(最高経営責任者)にこれを推進してもらうべきだと感じている」
そう述べたモンテゼモーロは、次のように付け加えている。
「フェラーリは世界でも最も素晴らしい会社だ。そのリーダーとして過ごせたことは、大きな名誉であり、誇りであった」