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「フォーミュラE」いよいよ13日(土)に開幕。チーム&ドライバー情報

2014年09月09日(火)14:20 pm

いよいよ今週末の13日(土)に、フル電動フォーミュラカーによる世界選手権「フォーミュラE」の初レースが北京で開催される。

レース会場となるのは、北京オリンピックの跡地を利用した1周3.44kmの特設市街地コース。練習走行から決勝まですべて1日で完結されることになっており、当日は以下のスケジュールでセッションが行われる。

フリー走行1回目/現地時間8:15(日本時間9:15)開始。45分間
フリー走行2回目/現地時間10:30(日本時間11:30)開始。30分間
予選/現地時間12:00(日本時間13:00)開始。1グループ10分ずつの4セッションで行われる。
決勝/現地時間16:00(日本時間17:00)開始。最大1時間)

日本ではテレビ朝日系列(地上波、BS、CS)で、各セッションの放送が行われることになっている。

フォーミュラE初レースでステアリングを握ることになっているのは、以下の各ドライバーだ。

<フォーミュラE参戦チームおよびドライバー>(2014年9月12日現在)

アムリン・アグリ(日本)
ドライバー:佐藤琢磨(日本)、キャサリン・レッグ(イギリス)
かつてF1に参戦していた鈴木亜久里率いるスーパーアグリがフォーミュラEに復活。亜久里はチーム会長として運営に携わる。急きょ開幕戦へのエントリーが決まった琢磨がイギリスのベテラン女性ドライバーであるレッグとともにステアリングを握る。

アンドレッティ・オートスポーツ(アメリカ)
ドライバー:フランク・モンタニー(フランス)、シャルル・ピック(フランス)
アメリカをベースにインディカーなどで活躍する名門チーム。チームオーナー兼代表であるマイケル・アンドレッティはかつてのインディカー・チャンピオンであり、アイルトン・セナのチームメートとしてマクラーレンからF1で走ったことも。ドライバーはかつてトヨタF1チームでテストドライバーを務めたこともあるモンタニーとロータスで控えドライバーを務めるピックが開幕戦に登場。

アウディ・スポーツ・アプト(ドイツ)
ドライバー:ルーカス・ディ・グラッシ(ブラジル)、ダニエル・アプト(ドイツ)
アウディやフォルクスワーゲンのチューナーとしてしられるアプト・スポーツラインを母体としたチーム。ドライバーは、2010年にヴァージンからF1に出走していたディ・グラッシと、チーム代表であるハンス・ユルゲン・アプトの息子ダニエルが務める。

チャイナ・レーシング(中国)
ドライバー:ネルソン・ピケJr.(ブラジル)/ホーピン・タン(中国)
中国スポーツ省の後ろ盾を得て2004年にA1GP参戦を目的として結成されたチーム。オランダ生まれの中国人ドライバーであるタンとともに、ブラジルの英雄ネルソン・ピケの息子であり、かつてルノーF1のドライバーだったピケJr.がドライバーを務める。

ドラゴン・レーシング(アメリカ)
ドライバー:ジェローム・ダンブロシオ(ベルギー)、オリオール・セルビア(スペイン)
アメリカレース界の大御所であるロジャー・ペンスキー(チーム・ペンスキー代表)の息子、ジェイ・ペンスキーが設立したチーム。元F1ドライバーのダンブロシオとともに、インディカーで名をはせたベテランドライバーのセルビアがステアリングを握る。

eダムス・ルノー(フランス)
ドライバー:セバスチャン・ブエミ(スイス)、ニコラ・プロスト(フランス)
元F1チャンピオンのアラン・プロストが共同設立者として立ち上げられたチーム。プロストの息子ニコラがドライバーとして、かつてトロロッソで活躍したブエミとともに参戦する。

マヒンドラ・レーシング(インド)
ドライバー:ブルーノ・セナ(ブラジル)、カルン・チャンドック(インド)
インドのマヒンドラ・グループが運営するチーム。バイクの世界選手権であるモト3カテゴリーなどでの活躍が知られている。アイルトン・セナの甥(おい)であるブルーノとチャンドックという2人の元F1ドライバーを擁してシリーズに臨む。

トゥルーリ(スイス)
ドライバー:ヤルノ・トゥルーリ(イタリア)、ミケーラ・チェルーティ(イタリア)
当初参戦を予定していたドレイソン・レーシングと元F1ドライバーのトゥルーリが共同で立ち上げた新チーム。オーナー兼ドライバーであるトゥルーリとペアを組むのはイタリア人女性ドライバーのチェルーティ。

ベンチュリ・グランプリ(モナコ)
ドライバー:ニック・ハイドフェルド(ドイツ)、ステファン・サラザン(フランス)
俳優のレオナルド・ディカプリオが共同設立者として名前を連ねていることでも話題となったモナコのチーム。ベンチュリはモータースポーツ用電気自動車の開発においては世界でも先駆けとなった会社。日本でも人気の高い元F1ドライバーのハイドフェルドと、1999年にミナルディからF1にスポット参戦した経験を持つサラザンが参戦する。

ヴァージン・レーシング(イギリス)
ドライバー:ハイメ・アルグエルスアリ(スペイン)、サム・バード(イギリス)
かつてF1にも参戦していたリチャード・ブランソン率いるヴァージン・グループ傘下のチーム。元F1ドライバーのアルグエルスアリとメルセデスの育成ドライバーであったバードが組んで初の電動フォーミュラカーシリーズに臨む。

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