2014年F1第13戦イタリアGPが9月7日(日)、モンツァ・サーキット(全長5.793km)で3日目を迎え、現地時間14時(日本時間21時)から行われた決勝でメルセデスAMGのルイス・ハミルトンが優勝した。今季6勝目、通算28勝目。小林可夢偉は17位となった。
【結果】F1第13戦イタリアGP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数
ポールポジションからスタートしたハミルトンは、スタートに失敗し4番手にまで順位を下げる苦しい展開に。しかし、その後順位をばん回し、トップを走るチームメートのニコ・ロズベルグに迫る。ハミルトンのプレッシャーを受けたロズベルグはターン1でのブレーキングをミスし、ハミルトンが首位を奪回。結果的にはポール・トゥ・ウィンでイギリスGP以来4レースぶりの優勝を飾った。
2位から10位までの結果は次の通り。2位ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、3位フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、4位バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、5位ダニエル・リカルド(レッドブル)、6位セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、7位セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、8位ジェンソン・バトン(マクラーレン)、9位キミ・ライコネン(フェラーリ)、10位ケビン・マグヌッセン(マクラーレン)。
今季ここまで唯一全レースでポイントを獲得していたフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)だが、ホームレースとなったモンツァで今季初めてトラブルによるリタイアとなった。
18番手からスタートした可夢偉は、着実に直接のライバルであるマルシャ勢との差を開きながら走行。レース終盤にはロマン・グロージャン(ロータス)との接触によりタイヤをパンクさせたエステバン・グティエレス(ザウバー)が緊急ピットインしたことによりひとつ順位を上げて17位でイタリアGPを終えている。
次戦2014年F1第14戦シンガポールGPは、9月19日(金)現地時間18時(日本時間19時)に開幕。決勝は9月21日(日)現地時間20時(日本時間21時)にスタートする。