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マクラーレン、ドライバー現状維持も

2014年09月07日(日)3:35 am

マクラーレンは、同じドライバーの顔ぶれで2015年シーズンに臨む可能性がある。ロン・デニスが語ったものだ。

ホンダとの初年度となる来季シートについて、ケビン・マグヌッセンとジェンソン・バトンの両選手はチームの決定を待ち続けている状態だ。

マクラーレンは、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)やセバスチャン・ベッテル(レッドブル)ら、F1チャンピオン経験者を派手に追いかけている。もし所属ドライバーのうち一人がシートを明け渡すことになれば、34才の大ベテラン、バトンのほうが可能性は高い。

「ケビンもジェンソンも大のお気に入りだ」とF1第13戦イタリアGP開催中のモンツァで語るのは、チームCEOのデニスだ。「ケビンの仕事ぶりは、驚くべきものがある」

ただし、「他のグリッドで誰が契約可能か」マクラーレンは注意深く見守っていると、デニスはいう。

かつての愛弟子ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)との再ジョイントも、デニスにとっては望むところ。今やハミルトンはうわさの中心である。ニコ・ロズベルグとのコンビで果たしてチームは機能するか、メルセデスAMGも考えどころなのだ。

デニスはいう。「メルセデスAMGのチーム内抗争は、誰一人として予想できなかった。あるいは、年末までに両選手のうち一人の名が市場に出回るかもしれない。こんなシナリオは想像もつかないね」

「だからといって、手持ちの選手を差し置いて、自動的にそのドライバー、あるいは他の誰かと接近はしない」

「誰と契約可能か理解したうえで決断を下すのだ。ラインアップを変えないというのも、ひとつの手だろう」

マクラーレンは、シーズン終了までにチームとしての決定を発表するとしている。

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