F1イタリアGP2日目の予選を終え、フェラーリのフェルナンド・アロンソとキミ・ライコネンが次のようにコメントした。
【結果】F1第13戦イタリアGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム
■フェルナンド・アロンソ「タイヤをいたわることがとても大切になる」
フリー3/2番手
予選/7番手
「分かっていたよ。いつもそうだけど予選では厳しくなることがね。フリー走行で勇気づけられる兆候が見えていたけれど、だからといって間違った期待を抱いてはダメだと思っていたよ。残念ながら、今日はあれ以上うまくやることができなかった。僕は全力を尽くしていたけれど、4つのタイヤセットでどれも似たようなタイムしか出せなかったんだ」
「これからはレースのことを考えないとね。厳しいレースになるだろうけれど、差が小さいということを考えれば、非常に面白くなる可能性もあるよ。ここでは最初のシケインでいろんなことが起こることが多いし、ゲームを続けたいならすごく用心することが必要だね。それ以上に、タイヤの性能低下をうまく管理することがすごく重要だ。1回ストップが最善の戦略みたいだしね。つまり、どちらのコンパウンドでもかなりの周回をこなさなくてはならなくなるんだ」
■キミ・ライコネン「ロングランペースはよかったからレースでは全力を尽くす」
フリー3/7番手
予選/12番手
「すごくいい形で週末を始めることができていたから、今日の予選でももっといい結果を期待していたよ。午後はちょっと困難な状況になってしまったんだ。クルマは運転しづらくなっていたし、最適なグリップレベルを見つけることに苦しめられ、フロントもロックしてしまっていた。ミディアムタイヤでの最後の周回で小さなミスをいくつか犯してしまったのはそのせいだったんだ。それによってQ2突破ができなくなってしまった」
「11番手からスタートするのは理想的じゃないけれど、いつもと同じように明日は全力を尽くすよ。すごく強いライバルたちとの戦いになるのは分かっている。でも、ロングランはうまく行っていたし、レースではどうなるかは分からないにしても、そのことで自信は持てるよ。うまくスタートを決めて、最高の戦略を展開することがすごく大事になる。モンツァに僕たちを応援しにきてくれているファンのためにいい結果を残せたらすごくいいだろうね」
※ライコネンの予選結果は12番手だったが、11番手だったダニール・クビアト(トロロッソ)が10グリッド降格となるため、ライコネンは決勝を11番手からスタートする。