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ブリアトーレ、フェラーリとF1を痛烈批判

2014年09月06日(土)20:14 pm

F1イタリアGP(7日決勝)を訪れているフラビオ・ブリアトーレは、F1とフェラーリを痛烈に皮肉った。

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■フェラーリ会長辞任のうわさ

イタリアGPでは、フェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼモーロ辞任のうわさが高まっている。

ドイツの『Bild(ビルト)』紙は、会社の重要な方向性についてモンテゼモーロが役員たちと対立していると伝える。

イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』は、現在フィアットとクライスラーのCEOであるセルジオ・マルキオンネもイタリアGPに来る予定だと伝えている。マルキオンネは、モンテゼモーロのあとを引き継ぐとうわさがある人物だ。

かつてベネトンやルノーでチーム代表を務めていたブリアトーレは、モンテゼモーロのうわさについて「うそだ」と否定していた。

しかし、F1最高責任者バーニー・エクレストンのゲストとして訪れているイタリアGPでは、パドックでモンテゼモーロ辞任のうわさが「どんどん強くなって」いると話した。『Autosprint(オートスプリント)』が伝えている。

「モンテゼモーロはフェラーリと一心同体だいう状態にわれわれは慣れている」

「だから、そうなれば大きな変化だ」

「だが、モンテゼモーロがマラネロを去ればフェラーリがすぐ良くなるというわけじゃない」

「本当に去るのなら、それは本人の選択であって、個人的な理由があってのことだと思う」

「マルキオンネが後がまに? どうやったらそんなことができるのか分からないね。今だって1日22時間働いているっていうのに」

■F1とフェラーリを痛烈批判

一方、F1の人気回復を図るための作業部会をブリアトーレが率いるといううわさがあったが、ブリアトーレはまったく見当外れだと否定した。

「F1のコンサルタントにはもったいないくらいの天才だから」とブリアトーレは笑顔で話した。

「F1は私に値するようなものじゃない。勝手におかしなことをやっていればいいさ」

また、親しいフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)について移籍すべきかどうか聞かれると、ブリアトーレは「さあね。知らないよ」と答えた。スペインの『AS』紙が伝えている。

さらに聞かれると、ブリアトーレはこう答えている。「本当に知らないんだ」

「本当だ。彼がどうすべきなのか私にはよく分からない。彼は勝ちたがっているし、勝つべきだ」

また、フェラーリが2016年からF1に参戦するアメリカのハースF1を「フェラーリのBチーム」にしようとしているといううわさについては、こう答えた。

「必要ないだろう」

「だって今見ているフェラーリは、すでに“フェラーリB”だからね」

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