フェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼモーロが間もなく辞任を発表、そんな憶測が飛び交っている。
同社を辞めて国営航空アリタリアを率いるとのうわさは、つい最近、否定されたばかり。
だが複数の有力情報筋やインサイダーがF1第13戦イタリアGP開催中のモンツァから伝えるところによると、毎年訪れる同レースがモンテゼモーロ辞任発表の舞台になるというのだ。
いっぽう『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』の高名な記者ピノ・アリエヴィは、来週11日(木)のフェラーリ取締役会において正式に会長のポストを離れるとしている。
一部には、ロス・ブラウンがチーム代表となって、現職のマルコ・マティアッチがモンテゼモーロの後を継ぐといった話も出ている。そして、うわさはフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)の耳にも届いていた。
「僕には分からない。ただの聞いた話だ」と、イタリア『Ansa通信』に語ったアロンソ。
「彼(モンテゼモーロ)からは何も知らされていない」「僕が加入してからずっと彼が会長だったからね」
「そういった話は、いつの日か彼がフェラーリからいなくなった時にしようじゃないか。でも、そうなったらフェラーリはガラッと変わるだろうね」